システム構築を担い

仕事も自分も常に前進

そんな手応えを感じます

システム設計

神戸支店 工業部 工業第三課(府中事務所)

Y.Y.

2020年 入社
工学部 電気電子工学科 卒業

「スケールもやりがいも大きそう」
入社の決め手です

会社説明会に参加し、鉄鋼業界でさまざまな電気・制御系統の設備を動かしている大洋興業の事業の特殊性に関心を持ちました。しかも募集職種は、設備を動かすまでの過程に関わるスケールの大きな仕事で、大学で研究してきた電子制御の知見を生かすことができ、やりがいもありそうだと感じました 。「何がしたいのか」を重視して就職活動をしていた私には、非常に魅力的でした。
さらに採用担当者から「府中事務所を拡大したい」という熱い思いを聞き、自分もその一員になりたいと思ったことが入社の決め手になりました。

制御装置のシステムを設計
現地プラントへも出張

システムエンジニアリングを担っていますが、「オフィスで終日パソコンに向かう」といった一般的なイメージとは異なります。私たちが手がけるのは、鉄を作る機械を自動で動かすといったプラントの製造ラインを制御するシステムであり、制御装置の立ち上げなど現場に出向くことも多い仕事です。
例えば制御装置を更新する業務の場合、所内業務としてシミュレーションによる試験を中心に行い、現地に出荷するシステムやプログラムに異常がないかを確認していきます。そして工程や作業内容をまとめた現地作業要領書を作成し、出荷および現地へ出張となります。現地調整業務では実際に工場へ出向き、要領書をもとに通信試験や機械の動きを確認する実機試験などを行い、問題なくライン稼働できることを確認していきます。
所内業務と出張業務がセットになっているため、仕事にメリハリがあります。出張業務を目標に階段を上っていくと、達成感を得てフラットな状態になり、また次の目標に向かって階段を上り始める、といったイメージです。仕事も自分自身も前進している感覚が持てるのが面白いです。時間があっという間に過ぎていく、充実した毎日です。

SCHEDULE

一日の流れ

08:15

朝礼

08:45

所内試験業務開始

12:00

府中事務所の食堂で昼食

13:00

所内試験の打ち合せ

16:00

作業中に判明した問題点の報告書類を作成

17:00

新入社員からの質問について回答し、説明する

18:00

自社事務所に戻り、退勤

※所内業務の場合

大洋興業の業界に対する
貢献度の高さがスゴイ!

日本全国にあるプラントに出張すると、大洋興業の事業のスケールの大きさや緊張感を肌で感じられます。そして各プラントで活躍する多くの社員のみなさんと出会い、さまざまな職種の人たちが活躍している姿に、よい刺激を得られます。大洋興業によるこの業界への貢献度の高さがよくわかります。
また、巨大工場にいのちを吹き込むという私たちの業務において、いのちを吹き込まれた機械設備を安全に動かし、制御する重要性を改めて胸に刻みます。あらゆるルールの基本が安全であり、それを深く理解するためにも現場経験が欠かせないのだと思います。

府中支店をつくる
入社時の目標をかなえたい

入社当時の目標である府中事務所の拡大を目指す中で、今後は独立した支店となれるようにがんばる毎日です。目標達成のためには、私自身がその核となる人材にならなければなりません。自分の技術力向上が直近の課題です。
学部生時代に書いた制御装置の開発に関する論文が、査読期間の3か月を経て、大洋興業入社後に電気設備学会で表彰されました。研究者としての視点を得ることができたので、この経験を今後の業務にも生かせればと思っています。

根気よく先輩が指導する
それが社風です

府中事務所は少数精鋭で仕事をしており、なんでも話ができる環境です。仕事でわからないことはベテランの方に教わり、理解が足りていない部分を徹底的にサポートしてもらえるのがありがたいです。
入社時の私はわからないことが多く質問するばかりでしたが、自分の時間を割いて丁寧に教えてくれる上司のおかげで成長できました。人と技術が第一、という企業風土を実感します。最近は後輩を指導する立場になり、わかりやすく説明するためにもう一度自分で勉強しており、よい学びの時間になっています。
次々と新しい仕事に挑戦する毎日ですが、自分で仕事を組み立ててコントロールできるので、休日もしっかり確保してメリハリのきいた働き方ができています。

就職活動中のみなさんへ

縁の下の力持ち的な業界であり、働くイメージがつかみづらいと思います。私もそうでした。実際に働き始めると、毎回新しい案件に向き合い、仕事が進んでいる感覚が手に取るようにわかるので面白いです。
電気系だけでなく、いろいろな知識が必要ですが、周りの方々にサポートしてもらえるので、ゼロからでも問題はありません。新入社員のころわからないことだらけだった私に、「疑問点をなくすことがキミの仕事だ」と言って上司が指導してくれました。大洋興業はそんな会社です。